華聲天橋

かつての庶民文化の中心として600年餘りの歴史をもつ「天橋」の芸能や文化を再現した総合文化施設。天橋文化を愛する畫家?王樹聲さんが華威市場跡地に蘇らせた。
    天橋には當時、民衆の享楽のすべてが揃っていた。芝居小屋や劇場、茶館、露天の市、酒樓などが數多く建てられ、芸人がいて、遊女がいて、乞食がいて、遊興の客がいた。京劇や相聲、奇術、曲芸、大道芸など様々な芸が演じられた。、
    
    「天橋の芸人雲霞の如し」。
     一尺の剣を呑む者。石を頭で割る者。白砂を手でまいて地面に達筆の字を書く者。蛙や蟻を使った芸もあった。懐から瓶を取り出し、「體操」と叫ぶと、黒と褐色の二色の蟻が何百匹も出てくる。混ざり合って動いているが、「整列」と叫びながら米粒をまくと、黒と褐色の二列に分かれ整列をする。さらに、「終わり」と聲を掛けると、瓶に戻る。不思議な芸だ。その後、後を継ぐ芸人も蟻もいない。
    芸人たちは己の一芸にすがり口に糊した。人々はその芸に一日の憂さを晴らした。
     酒旗戯鼓天橋市
     多少游人不憶家
     清末の詩人、易順鼎の《天橋曲》の一節である。酒屋の旗、芝居の太鼓。ここに遊ぶは家を憶わず。天橋を歌って巧みだ。切ないほどだ。家を本當に忘れている者は、「家を憶わず」とは言わない。生の切なさを埋めることのできる享楽などありはしない。だからこそ、享楽に浸りたい。そういう切なさなのだ。
      文化城ではこれら老天橋の伝統芸を味わうことができる。戯樓では主に京劇や相聲、雙簧などが演じられ、演武場では中幡、中國ずもう、獅子舞、硬気功、武術などが演じられる。また文化城內には骨董品や書畫、陶器、民芸品などを扱う露天や小吃の店などがあり、北京の伝統的庶民文化を十分に堪能することができる。
    
    見どころ
    戯樓
    1 相聲… 清の同治年間(1862-74)に北京でおこったとされる漫才。1人で演じるものを「単口」、2人のものを「対口」、3人以上のものを「群口」という。
    2 雙簧… 1人が後に隠れてしゃべったり歌ったりし、もう1人が前に座って黙ってそのまねをする。まるで1人で演じているかのように見せる演技。清の時代に黃甫臣親子が始めた。
    3 京劇… 安徽省の「徽戯」、湖北省の「漢戯」を基礎に、各地の地方劇の長所を取り入れて19世紀に北京で発展した演劇。國劇とも呼ばれる。
    
    演武場
    
    1 中幡… 長さ9メートル、重さ20キロの竹ざおを肩や指、頭などで支えて様々な演技を 披露する。
    2 舞獅… 獅子舞。2匹の獅子が武士の持つ「綉玉」を奪い合う。獅子は通常2人で演じる。
    3 中國ずもう…柔道に近い。
    4 呑剣… 鉄の寶剣を呑み込む絶技。鉄球を呑み込むものは「呑鉄球」と呼ぶ。

 地   區 : 朝陽區
  場   所 : 朝陽區左安路華聲天橋(華威南路
 開放時間 : 戯樓 : 19:00から 土日は午前中にもある(約45分)。演武場: 月-金14:30 土日9:30、14:30(約45分)。団體の予約によっては変更されることもあるので要確認
 電   話 : 010-67617240
 交   通 : バス天橋から36路、公主墳、洋橋から368路、建國門、西直門、東直門から800路、北京西駅、北京駅口、天安門から802路で左安路下車。左安路バス停を降りたら進行方向(南)に向かって歩き、突き當りを右手に曲がってすぐ


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